社長インタビュー

  1. 社長インタビュー
桐和空調設備株式会社 代表取締役社長 名嘉 正隆
- まず最初にプロフィールを教えていただけますか?
昭和30年生まれ。今年で62歳になります。現在は妻と二人暮らし。子供は二人いますがそれぞれ別に世帯を持って暮らしています。伊是名島出身で名護高校へ、そのあとに小樽商科大学商学部経営学科を卒業しました。文化系の出身ですが、不思議な縁もあって2年前からこちらの技術系の会社の社長に就任しています。
趣味はゴルフです。ゴルフは人生そのものだと思っています。ゴルフも人生も思った通りにはいかず山あり谷あり。ですが仕事も含めて平均点であるイーブンパーにできるように、日々の勉強や訓練が大事だと思っています。
- 座右の銘はありますか?
好きな言葉をあげるとすれば、「誠心誠意」「清廉潔白」「明鏡止水」です。
教師の息子として育ったので、昔から正義感が強く、誠心誠意という言葉を胸に刻んでいました。仕事でも嘘をつかなければ、相手も応えてくれると信じています。誠を極めればどんな道でも拓けるのではないでしょうか。
誠心誠意で報われない場合は、諦めましょう(笑)
信じるものは騙されるのではなく、信じるものが救われるという世の中が好きだし、支持したいと思っています。
- 桐和空調設備の強みはなんでしょうか?
当社はもともと創業者が個人で昭和28年に桐和商会という会社を起こし、今年で創業65年目になります。
空調、衛生設備業界は沖縄県内に800社ほどありますが、一番の老舗企業です。実績は業界随一。空調に関しては大型の施設は当社を含めて県内では数社しか提供することができない高い技術力を持っています。
多くの社員が国家資格を持った技術者で、資格を取得するために会社からも支援を行なっています。彼らがいるから仕事がまわるので、社員を大事にしています。資格というのは更新すればずっと持っていられるので、健康であればいつまでも続けられる仕事というのも魅力だと思います。
また空調や衛生という業務はいつの時代もなくならない仕事なので、景気変動に強い安定的な業種です。
桐和空調設備株式会社 代表取締役社長 名嘉 正隆
- 仕事をする上で大切にしていることはありますか?
まっ先に思ったのは「整理整頓」です。これは最初に勤めた企業で先輩から口すっぱく言われたことです。
机の上を整理することは仕事を頭の中で整理することにつながり、系統立てて仕事の優先順位づけをすることができるようになります。
- 社員に大切にしてほしいことはなんでしょうか?
2年前に社長に就任したのですが、最初に創業者が作った素晴らしい社是に感動しました。
「激動する社会で我が社の存続する道は…」から始まるのですが、会社は生き残ることに意味があるとうたっています。会社が存続しないことには意味がないのです。
会社が存続していくこと。その第一として「最高の技術革新を目指せ」とあります。世の中が変わったとしても、日々勉強して技術革新を目指す。その次に「最高の奉仕で顧客の信頼にこたえよ」。つまり技術力を生かして最高の品質を提供し、信頼に応えること。最後に忘れてはいけないことが「和衷協力して社業に当たれ、社員相互の調和こそ永遠の繁栄が約束される」。お互いが協力することによって相乗効果が出て、良い結果を生み出していくということです。これを理解していればすごい会社になると思いました。社員が自分で動き出せるので社長がいなくても良くなりますね(笑)
2年近く社員には毎日社是を伝えているので、理解が深まっているという手応えはあります。
経営計画も社是そのままです。最高の技術革新をして、顧客第一主義で、社員は和衷協力しましょうと。それほど当社の社是はすばらしいと思っています。
- 社長として嬉しかったことは?
弊社の社風として基本的に真面目な性格の社員がほとんどで、打てば響く組織であるということです。
毎年各部で独自の経営計画を作成し、社内で発表して、1年間実践していくということをしています。自分たちの立てた計画を実施するので、自ずと自主性が身についているということを感じました。
また毎週、各部の部長を集めて経営会議をしますが、そこで経営計画の進捗状況を報告したり、他の部からの質問に答えたりする中で、達成意欲も高くなり、過去5年間は増収増益を継続していて頼もしいかぎりです。
あとは我々経営陣が間違った方向にいかないようにしっかり舵取りをして、真面目な社員のみなさんを道に迷わせないようにと、身を引き締めています。
- 反対に大変だったことはありますか?
順調な時代に就任したので、私が大変だったということはありません。
良好な社風の中で、日々楽しくやりがいを感じています。
- 今後の展望を教えてください
社是の精神を遵守し、激動する社会の中でも会社を存続させることが第一。
その上で、施主、協力会社、社員、地域、全方位に良好な関係を築くこと。しっかりと地域貢献し、技術の保全に努め、品質と安全管理を徹底していく必要があります。
それを可能とするためには、現状よりワンランク上の収益体質を創りたいと考えています。ただ、売上を伸ばすことにとらわれ過ぎれば品質低下を招き、事故につながる可能性があります。過度に利益至上主義に陥ることなく、現状に奢ることなく、身の丈経営を念頭に置いた保守的な経営が肝要です。3年を目標に安定成長と高収益企業を目指して、経営の工夫と努力をしていきたいと考えています。
- 社員へのメッセージ
真面目さは十分理解しているので、自分を出してみんなを引っ張っていける人材も出て来てほしいです。
弊社は2年前から役員及び社員持株会を創設し、オーナー経営から脱却しました。つまり、やる気次第で社員にも未来の経営者への道が拓かれています。ぜひその道にチャレンジしてくれる人材がほしいです。
そして後輩たちを大事に育ててもらい、自分の後継者にする。そんな風にできれば今よりさらに良い会社になるのではないかと思っています。
桐和空調設備株式会社 代表取締役社長 名嘉 正隆
- 最後に、就職を考えている皆様へのメッセージをお願いします
現場が大好きで自身の技術を一生涯高めていきたい皆様は工事部やリニューアル開発部、サービス部でしっかりと国家資格を取得し、体力が続く限り頑張っていただきたいですね。したがって定年は設けていますが、再雇用も可能です。いつまでも働いていただいて結構です。少数精鋭として主役を担いたいあなた好みの企業です。
学歴にはこだわりません。初心者から技術指導し、国家資格取得までサポートする体制が整っています。やる気次第で経営者への道も拓かれています。
みなさんの会社訪問をお待ちしています。

2017年6月